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愛することが下手で, 盲目的にもなれず, 行動もよく続かない, そんな私でも, 愛したあの感情だけは本物で, 縋るしかなくて, それを縁に現世との繋がりを継ぎ接ぎするような, そんな私でも, 私だからこそ, そういった愛し方が劣っているだとか, 価値がないだとか, 迷惑, 不要, 軟弱, 結構, 結構. そして, 限りなく広い今世の中で, そのように不器用な人間を探し出し, お前はどの様に不器用を貫き通してきたのだと, 語り合わなければならない. 好きであること, 好きであること, 狂おしくも憎らしくも離れられない, 愛してやまないこの気持ちを誰が咎められようか, 誰に咎められたとて阻まれようか, 否, それらを断固として, いや, 穏当に, いやあ不器用なもんでと頭を掻き, ははと困り眉で, どうしたもんかねと笑う裏で, なにくそ, お前のようなやつにどうして咎められようか, 全く困ってしまう, と, そのように, 不器用な二面性でときには乗り切り, ときには間に受けて落ち込み, ときには後から思い返して肘を着き, ときには唸り, そんな不器用な, いいや, 私の, 私だけのこの気持ち, 誰にも穢されず, 誰にも奪われないこの気持ちと, その気持ちの愛するものを未来永劫愛し続けていきたい.